フィリピン中毒!フィリピンパブ【実話】来店歴20年のパルパロさん

フィリピンパブの常連客はドラマがいっぱい


 フィリピンパブ来店歴20年という超ベテラン、年齢は見た目60歳は過ぎているだろう初老の男性はフィリピンパブで「パルパロ」というニックネームで呼ばれていた。パルパロ(Paruparo)とはタガログ語で「蝶」の意味。水商売業界用語としては「パルパロ=浮気者」となる。
 
 なぜかというと、蝶はあっちの花、こっちの花と蜜を吸いに転々とするから。その姿が、あっちのババエ、こっちのババエを転々とする浮気者という意味でつかわれている。しかし俗語の中でもフィリピンパブ業界用語であって、水商売じゃないフィリピン人に言っても意味が通じないときがある。


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ファーストタイマーが狙い目

ピン中!フィリピンパブ

 ベテランのパルパロさんは初めて日本にタレントとして入店したばかりのホステスを標的にするのが大好き。貧しいフィリピンから出てきたばかりで、日本人の大盤振る舞いを見ると、グラっとなびいてオチるのが早いという。それにフィリピンパブで水商売の世界にどっぷり浸かったベテランフィリピーナは簡単にオチないからだと言っていた。

 ベテランの会話力と通い続けることの出来る資金力だから、何度も美味しい思いをしているのでしょう。仕事の接待で使っている時もあるが、界隈では土日を問わず毎日どこかのフィリピンパブで飲んでいるパルパロさんが見られた。

 野球拳をやって買ったらチップ、負けたらおさわりとか、すこしスケベなゲームで盛り上がったり、誕生日パーティー、クリスマス、ハロウィンなどイベント企画のチケット前売りも買ってあげて、孫のような年齢のたどたどしい日本語しかわからないフィリピン人と模擬恋愛をして楽しんでいた。




 フィリピン中毒になって毎晩のようにフィリピンパブに通い、給料だけでは飲み代が足りず、借金したり、クレジットカードで支払って後で困ったりする人がたくさんいた。キャバクラだと大きく嵌らないのに、フィリピンパブだと大きく嵌っちゃう男がたくさんいて、夜の世界でも日本人キャバクラとフィリピンクラブは別世界だったような気がする。

 同伴システムで出勤前に焼肉を食べにいったりすると、喜び方が半端じゃなくオーバーに喜んでくれるので連れて行くお客さん側も楽しかったんだろう。もちろん指名している子と店外で会うことはいつもと違った雰囲気でデートしているようでピン中!を増やしていった。

 パルパロさんはベテランだけあって、遊び方が上手だった。一見、ものすごく嵌っているようで、実は自分の領域を崩さないでしっかりしていたし、6か月の興業ビザが終わりフィリピンに帰国したタレントを追いかけてフィリピンに行くというよりはOFFの時に、フィリピンで思い切って発散、遊んでくるという綺麗な遊び人だった。

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