フィリピーノ「家族ノカタチ」、じゃぱゆき娘が両親にジープニー2台とサリサリOPEN
子供の多いフィリピーノ家族、一家に両親、子供、祖母、祖父
核家族じゃなくて3世代が一緒に生活する家庭が多く残っている
子供の人数も3人は少ない方で、多いケースは10人も兄弟姉妹が
いるという特殊な家庭もたまに耳にする。
子供の数が多ければ、将来誰かが海外労働に出て両親を支えてくれる
何人かのうち、誰かが稼ぎ頭になってくれれば家族全員の面倒を
見てくれる良い子供になってくれるかもしれない?
http://internet.blogmura.com/facebook/ranking.html
海外出稼ぎのマヤちゃんは日本人と結婚した、現在は東京で
日本人男性との間に男の子が生まれ永住権も取得した。
夫の就業時間が夜間の為、マヤちゃんはフィリピンクラブで働き
せっせと稼いだお金は貯金とフィリピン家族への送金に使われている。
日本での生活費は全部、日本人夫が負担しており共働きで家計を
助けているという感じではないようだ。
無職、無収入の両親にマヤちゃんは母親にビジネス開業資金をプレゼントした。
毎月、現金送金するよりフィリピンに住む両親がビジネスをして収入があった方が
マヤちゃんに経済的負担を掛けさせないで済むというアイデアだった。
家族で誰も商売の経験が無い、きちんとした職業に就いた経験も無い
いきなり商売を始めたいというのは、どこにも努める場所が無いからだ。
安易な考え、商売の厳しさを知らない、ビジネスオーナーなら自由・我儘がきく
ママにはサリサリストアーを出店させてあげた。
1)売掛金が回収できないので運転資金が不足。
陳列する商品は量販店で大量仕入れ、それに少しの金額を上乗せして
自分の店頭で販売する、近所の顔なじみが客層なので売掛客が多い
販売しても売掛金が未回収で、つけの支払いを厳しくすると客が来ない
現金仕入れなのに、販売は売掛、尚且つ売掛金が回収できない。
2)家族、兄弟が商品を勝手に持ち出してしまう。
サリサリストアーで商品として陳列している物を家族が持って行ってしまう。
タバコ、ビール、ジュース、お菓子、兄弟やお父さんが勝手に持って行ってしまい
代金を払わない、自分の店だから代金を払わなくても良いという間違った考え方
しばらくしたら、ママにプレゼントしたサリサリストアーは仕入れ金が無くなり潰れた。
参考サイト:星を探しに Philippines memories 様のサイトから写真を拝借しました。
http://bright-star.blog.so-net.ne.jp/2015-09-11
パパと兄弟にはジープニーをプレゼント
パパと兄弟はジープニー商売をやりたいという。
路線許可付きのジープニーを2台購入した、日本円で150万円掛かった。
営業許可が無いとジープニーは乗客を乗せてはいけないので破格の値段
自分で運転して朝早くから夜遅くまで仕事をすれば、頑張った分だけ収入
最初のうちは真面目に仕事していたが、だんだん怠けるようになって
朝夕の通勤ラッシュ、一番の稼ぎ時に仕事に出掛けない。気が向いたら
仕事をするというので売り上げが少なくなった。
売上が少なくなったら、面白くなくなったのかジープニーを貸出しして
毎日のレンタル料金だけが収入になった。これで良いと思ったのだろうが
故障、メンテナンス費用はオーナの負担、結局は支出がマイナスになるので
ジープニーを安く手放してジープニービジネスは辞めることになった。
参考サイト:フィリピンでウェブ開発企業を立ち上げる!様のサイトから写真を拝借しました。
http://emsph.exblog.jp/17403873/
親思いの娘と、それを理解できないフィリピーノ家族
長女が外国人男性と結婚して海外で働きがあるから
自分でお金を稼ぐという苦労がわかっていない。
家族のために苦労しても、まるで空から降ってきたお金みたいに
大事に使わない、フィリピン人がよく言葉にするsacrifice(犠牲)
これが、フィリピーノ「家族ノカタチ」ですか?
self sacrifice(自己犠牲)が報われない、お金を援助することで
家族は余計に怠け者になる、労働して収入を得るという苦労を
経験しないとダメな人間になっていってしまう、それがわかったという。
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