香港帰りのフィリピーナ、シンデレラストーリーのようにも見えるけど

2017-05-07

香港に出稼ぎに行き、そこで知り合ったイギリス人のジャックと恋仲になったクラリス。労働ビサが終わりフィリピンに帰国する時に、ジャックも一緒にフィリピンで生活することになった。結果的には結婚入籍してなかったと思うので、おそらく交際期間がそれほど長くなかったのか、どちらかに結婚できない法律上の問題があったのかもしれない。

第１話～２話にあったように、アブロード（海外出稼ぎ）して金持ちの男を見つけて一緒に帰国。サブディビジョンに一軒家を買い、ＳＵＶを買い、メイドは２名、家族を呼び寄せ何も不自由なく暮らすというサクセスストーリーだった。

ところが、無職タカリ家族に嫌気がさしてイギリス人のジャックは大損を覚悟でフィリピンを出て行った。クラリス家族は土地家屋と、自動車を手にしているから五月蠅いジャックと別れるのは軽く考えてたようだが、問題は管理費、生活費を今後どうするの？そこまで考えていないのか、別れてからも生活費をもらい続けるという浅い考えだったのだろう。

　

クラリスは仕事を探して働くようになった、そして香港に行く前に付き合ってたフィリピン人男性と再び親密になっていった。私がクラリスを知ったのは、クラリスのボーイフレンド「アンソニー」を介してだった。カジノ併設のホテルで働いてた二人は双方の思惑があったのだろう。

男性の方が女性より年下だった、いろいろな世間の経験を年上の女性の方が知ってた。ＳＵＶ（三菱モンテロスポーツ）を持ってて、自家用車で職場に通い、さらに住んでいるところはサブディビジョンの一軒家。フィリピーノから見れば多少の外見はマガンダじゃなくても、バックグラウンドが良いと喜んだみたい。

実際に、周りからは「なんであんな彼女と付き合ってるの？」と言われ
彼は「金持ちのようだし（車と家を持っている）、床上手」と言ってた。

クラリスは誰か相手を見つけて収入を増やそうと考えたのかもしれない
そこそこお坊ちゃま育ちのアンソニーは両親が反対すると、余計に燃え上ってしまい
しょっちゅう彼女と過ごす時間が増したようで、いつも両親に彼女と別れろと言われていると愚痴をこぼしてた。

【登場人物】
フィリピーナ：クラリス（２５～２７歳？）
イギリス人：ジャック
フィリピーノ：アンソニー

彼女と付き合うことに反対されると余計に燃え上る、障害のある恋愛は特に若いアンソニーには心地よかったんでしょう。たぶん、孫ができれば両親は二人の仲を認めてくれる→そしてしばらくするとお決まりのようにクラリスが妊娠した。

第５話に続く