無国籍の女、出生証明書がすぐに届けられていなかった
日本人で無国籍者が２０１４年で５００人以上いるという、国籍が無い！出生証明書が無い！とどうなるのか？
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くらし 解説 「無国籍者をゼロに」 | くらし 解説 | NHK 解説委員室 | 解説 …
2014/11/19 – くらし☆解説」きょうのテーマは「無国籍者」、国籍をもたない人たちについてです。世界では国籍のない人たちが1000万人いると言われ、日本でも500人以上が様々な問題に直面しています。国連はそうした無国籍者を10年以内にゼロにする …
貧困から教育が受けられない家庭事情にあったという人の話を聞いたり、カレッジ（16歳-18歳）日本でいう高校を、経済的理由から中退してしまったという人の話を多く聞く。そのくらいでは何も驚くことはないが、戸籍が無かった（出生証明書）を届け出ていなかった、期限内に届け出せずに遅れて届け出たために正常じゃない。両親が文字を書けなかったので名前が違う、えー？という話も少なくない。
出生証明書、フィリピン人はバースサーティフィケイトと呼ぶ。ＮＳＯ（国家統計局）に子供が産まれたら1か月以内に届出する決まりだが、昔は産婆さんが自宅に来て出産するというケースが普通にあった。そのため、法的な手続きが「まぁいいや～」的な感覚でおざなりになっている。
いまは法律が変わって基本的に、病院以外での出産は禁止となっている。
NSOとはフィリピン政府機関のひとつNational Statistics Office国家統計局の略称です。 この政府機関では、フィリピン国民の出生、婚姻、死亡に関わる事実を保管する業務を委任されています。 ほぼ全国民の出生などに関わる情報を電子データもしくはマイクロフィルムで保管しています。
出生証明書が無いとどういうデメリットが起きるのか？ まず第一にパスポートが申請できない、結婚することが出来ない、たぶん教育を受けることにも影響しそう（就学するのに出生証明書が必要？）。とてもじゃないが、「ちょっと忘れてたから」、「まぁ、いいっか！」なんて程度では済まされない重要な問題である。
他には出生証明書は届け出てあるが、名前や苗字が違う、誕生日が違う、という問題も出てくるようだ。これは結婚する時に名前や誕生日が違ってた。でも既にパスポートは発行されて外国に行った経験があるとか、なぜ出生証明書とパスポートが一致しないのに発行できたのか？実に不思議な問題である。
あるフィリピーナはパスポートを申請するのに、出生証明書の苗字が間違ってたことから問題が始まる。タイ覆う方法として弁護士を使い、ＮＳＯの出生証明書が間違いだったことから修正・正式にＮＳＯに再登録してもらうのだが、弁護士に依頼してから完了するまで約２年間も掛かった。
パスポート申請するのに、必要書類として小学校の成績表、教会から洗礼式の証明書、出生証明書を添付する。ところが全ての書類で最低限、氏名が一致してなければならないはずなのに間違いがあった！という信じられない問題が発生する。
国際結婚の準備として書類の準備をしてたとしたらどうだろう？
フィリピンを訪れて知り合い、恋人になって結婚しようとする。書類の準備をしてたら、出生証明書（日本でいう戸籍謄本みたいな物）が修正しないと不可能とわかった。弁護士を使ってＮＳＯに修正を求めるが、費用と期間が長い。
まず、結婚しようという気が薄れます
長い期間待つと気が変わります
費用も期間も長すぎて、待ちきれません
たぶん、そうなると思います。
もし結婚を考えた相手がいるなら
出生証明書の確認をした方が良いです。
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