ドゥテルテ大統領、ゲイだったが今は「また男になった」とカミングアウト

2019-06-07

フィリピン人って大統領までコメディー

過激な発言を繰り返すフィリピンのドゥテルテ大統領が、またまた面白い発言をしてニュースになっている。CNNニュースが報じたのは「フィリピンのドゥテルテ大統領、「かつてはゲイだった」が「治った」」記事が注目された。

フィリピンのドゥテルテ大統領、「かつてはゲイだった」が「治った」
2019.06.03 Mon posted at 12:00 JST

(CNN) フィリピンのドゥテルテ大統領が東京で在日フィリピン人を前に行った演説で、自分は「かつてゲイだった」と発言した。

ドゥテルテ大統領は日本滞在中の5月30日に行った演説の中で、政治的に対立するアントニオ・トリリャネス上院議員に矛先を向け、同議員はゲイだと主張した。

さらに自らについても、元妻のエリザベス・ジンマーマンさんと婚姻関係にあった当時は「多少ゲイ」だと感じていたと発言した。ジンマーマンさんとの結婚は2000年に無効となった。

大統領は、現在のパートナーのハニーレット・アバンセーニャさんと出会ってからは「治った」と主張し、「私はまた男になった! 美しい女性が私を治してくれた」「それからはハンサムな男を憎んだ。今は美しい女性の方を好む」と言い放った。

ドゥテルテ大統領は過激な発言やLGBT(性的少数者)に対する問題発言で知られる。

2017年3月にミャンマー在住のフィリピン人を前に行った演説でも同性婚には反対だと明言、フィリピンでは男女間以外の結婚容認は受け入れられないと述べていた。

しかし同年12月にフィリピンのダバオで行われたLGBTカンファレンスでは、自分の任期中はLGBTの権利を守ると述べ、「われわれは社会におけるあなた方の重要性を認識している」と強調した。

ドゥテルテ大統領CNNニュース

https://www.cnn.co.jp/world/35137888.html

LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)が世界的にも認知されてきており、性差別が厳しかった日本でも昔に比べればかなり緩くなってきてLGBT認知度が高まっているが、たしかに東南アジア諸国はイメージ的にゲイが多い感じがする。

とはいっても、大統領でしょ・・・・(笑)

事実であっても、別に公言するようなことじゃないと思うのですが、フィリピン人ってコメディーな人たちが多くて、まさか強面のドゥテルテ大統領が昔はゲイだったと発言するとは思いもしなかった。

それだけじゃなく、問題発言は政敵であるアントニオ・トリリャネス上院議員をゲイだと言い放ち、自分のことは前妻のときはゲイで、現在のパートナーと出会ってから「私はまた男になった! 美しい女性が私を治してくれた」と、これもまた厳しい見方をすれば美人かどうかで女性差別と指摘されかねない発言。

フィリピンだから寛容なのかもしれないですが、もし日本だったらマスコミが失言した政治家を差別発言だと袋叩きにされ、毎日ワイドショーでゴシップネタTV放送されそう。

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